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世界経済 ベトナム編 第1回目

世界経済 ベトナム編 第1回目

こんにちは。

exit.です。


皆様の出口戦略に役立つ情報を求めて、
8月にベトナムのホーチミンを訪れました。


今回から毎週全5回にわたって、
ベトナムの情報をお届けしようと思います。


内容としましては

第1回目(今回):ベトナムの基本情報と経済発展について

第2回目:ベトナムの不動産や都市開発について

第3回目:ベトナムの街の風景について

第4回目:ベトナムの食べ物や文化について

第5回目(最終回):ベトナムの金融や通貨について

を予定しております。


まずは、簡単なベトナムの紹介から


人口は約9554万人、GDP(国内総生産)は約241,272百万米ドルとなっています(どちらも2018年の数値です)。


また、法定通貨はベトナムドン

(※当時のレートで1ベトナムドン=約0.005円)です。


GDP成長率が6.2%(2016)、6.8%(2017)、7.1%(2018)と高い数値で推移しており、今後も発展していくことが予想されています。


また、文化的にはもともとフランスの植民地であったことや、また中国の影響を受けており、バインミーといったバゲットを使ったベトナム風サンドイッチがあったり、街を歩くと中華料理屋を見つけることができたりします。

ベトナム自前の製造業

なぜ、ベトナムがここまで成長できるのでしょうか?


経済成長のステップとしては農業(第一次産業)→工業(第二次産業)→サービス業(第三次産業)の順番に進んでいきます。


もともとベトナムは稲作を中心とした農業国(第一次産業中心)でした。そして、経済活動が活発になるにつれて都市化が進み、人件費が高騰した国からの外資系の工場の誘致や、最近では米中貿易摩擦の影響を受けて、中国からの製造業の工場などがベトナムに移転してきています。


また、Vin Fastのようにベトナムで自前の製造業も急速に力をつけてきています(第二次産業)。そして、製造業同様にIT企業も同様に育ちつつあります。


つまり、上記の経済成長のステップを綺麗に踏んでいるのです。


もちろん、ベトナムという国には課題も数多くあります。
残りの4回で、国としての魅力だけではなく、
課題を含めて皆様にお伝えできればと思います。