NEWS

お役立ち情報 株主総会に出席しました-株式会社りそなホールディングス(2022年3月期)

お役立ち情報 株主総会に出席しました-株式会社りそなホールディングス(2022年3月期)

こんにちは。

exit.です。

今年も株式会社りそなホールディングスの株主総会に出席しましたので、コラムで取り上げようと思います。個別株式の売買の推奨ではございませんので、ご理解のほどよろしくお願い致します。


10時に株主総会スタートで、終了が10時45分ごろだったので、時間としては去年と同様1時間かからないくらいの長さでした。今年の株主総会の議題は、第1号議案として定款一部変更の件、第2号議案として、取締役10名選任の件でした。第1号議案の内容としては、会社法の改正に伴い、株主総会資料の電子提供制度の導入に備えるためのものでした。今までは、企業は株主総会の開催の時期に郵送にて議決権行使書及び株主総会資料を各株主宛に送付し、株主は基本的には紙で内容を確認し、紙または電子(WEB上)で議決権を行使する、もしくは株主総会に出席をして議決権を行使するというという流れでした。これを2022年9月1日より、株主総会の通知書面のアクセスURLが議決権行使書とともに届くようになり、株主にはWEB上で株主総会資料を確認してもらうという流れになります(株式会社りそなホールディングスの場合は、来年の株主総会より適用されることになります)。第2号議案は、代表取締役を含めた取締役10名の選任について問うもので、各候補者の指名の理由等は略歴などとともに書面にて説明がなされています。動議などがなければ、基本的には議案の承認及び株主からの質問や企業の業績報告や今後の見通しなどが株主総会では経営陣から語られることになります。


今期の業績に関しては、預金残高の増加及び貸出残高の増加となりましたが資金利益は預貸利回りの低下により資金利益は低下しましたが、ファンドラップは預かり資産残高が7,500億円を超えたことや事業継承(M&A)関連業務の増加などにより役務取引等利益は増加となりました。また、外国債券ポートフォリオの健全化などに伴い債券関係損益等が減少し、費用面では、新営業店システム関連費用の増加及び与信費用は増加となり、経常利益や当期純利益面では前期を下回る結果となっています。


株主からの主な質問についても簡単に取り上げたいと思います。アメリカの利上げが業績に与える影響については、外国債券にて運用しているポートフォリオの見直しを行うことでポートフォリオの健全化を図るとともに、マイナスの影響が出ないようにしていたことそして、現在のマーケットが歴史的に見てもかなり難しい状況であることは認識をしているとのことでした。また、株主への自社株買いや配当などを含めた株主還元率については現状の30%台より将来的には40%台とすることを目標とするとしています。外部の地域銀行との連携については、地銀には地銀の特性があるため、全員がwinとなるような関係を構築することを目標とすること。金融デジタルプラットフォームの利用を通じた連携を行って新しい価値を生み出し続けていくように提携を行っていくとしています。


株主総会は基本的には本社のある都道府県での開催となりますので、東京で開かれることが多いのですが、地方に本社を持つ企業もありますので、調べてみて株を買って株主総会に参加をすることも新たな発見につながるかもしれません。


去年の株主総会についてのコラムは以下のリンクからお読みいただけます。


※新型コロナウイルス感染症対策はしっかりと行ったうえで開催はされていましたが、もし株主総会に参加される場合は、皆様もしっかりと感染予防対策を取ってご参加をしていただければと思います。


次回も皆様のお役に立つ情報を発信していきます。


本コラムは、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。投資判断は投資家の皆さまの自己責任でお願い致します。


以下のリンク(CONTACT)から弊社へのお問い合わせができます。節税をしたい、資産運用について考えたい、保険の見直しを行いたい、ライフプランについて考えていて相談をしたいことあるなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。