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FP お役立ち情報 アプリやエクセルを利用した家計簿

FP お役立ち情報 アプリやエクセルを利用した家計簿

こんにちは。

exit.です。

今回は、先週のコラムに引き続きアプリやエクセルを利用した家計簿について取り上げていきたいと思います。お金の使い方の見直しに少しでもお役に立てればと思います。


先週のコラムでは、家計簿をつける方法として、手書き、家計簿のアプリ、パソコンのエクセルを利用するという3つを取り上げました。今回のコラムでは、その中でもアプリとエクセルでの家計簿の作成について見ていきたいと思います。


まず家計簿アプリでできる主なこととしては、すべてのアプリでできるわけではありませんが、レシートを自動で読み込んでくれる機能もあるので、支出の記録(費目ごとに自身で入力する手間)が省けます。また、自分で設定・決定した予算と実際の支出を比較し(予算管理を行い)、達成度などを一目でわかるようにできます。そして、収入や支出の見える化を行い、収入に対する支出を費目ごとに分類し、グラフ化・視覚化してくれる機能があるものもあります。クレジットカードや電子マネーとの連携しているものもありますので、アプリを確認すれば利用明細や入出金履歴の確認ができます。銀行口座や証券口座との連携しているものであれば、登録した口座の取引状況を含めた履歴や口座残高などを確認できます。アプリをうまく活用することで家計の総資産を把握し、いつでも家計の資産状況を確認(家計の状況を把握)できるようにもなり、データを共有すれば家計(家族)の目標や目的を家族(夫婦で)共有できる状態にすることもできます。但し、無料版を利用する場合には、記録が1年程度しか残せない場合もありますので、注意は必要です(有料版に切り替えるなど過去のデータを残す方法を考える必要があります)。


エクセルでできることは、費目やフォーマットなどを自分で自由に設計を行うことができます。無料でダウンロードできるテンプレートもありますので、テンプレートを利用して、必要に応じて使いやすいように(使い勝手がいいように)変更していくことで、最初の手間を減らすことができます。銀行口座や証券口座との連携をしてくれるわけでも、レシートを自動で読み取ってくれるわけでもありませんので、自分で入力及び確認をしていかないといけませんが、データが1年後には消えるなどのようなことはありません(自分で消すなどしないとデータは残り続けます)。どの費目を設定する(作る)かも自分で決めることができますが、「その他」の項目にあまりにも多くの金額が毎月入力される場合には、費目の設定を見直す必要があります。この「その他」の項目が大きすぎると家計の見直しの際に支障が出てきてしまいます。また、「生活費」のように一般化しすぎると何が節約できるのかの見直しができなくなる可能性がありますので、「食費」や「娯楽費」などのようにある程度の費目には分けていく必要があります。アプリでは連携できない口座などの情報もエクセルでまとめておけば、家計の資産状況を見ることはできるようになります。


家計管理は継続して行う必要がありますので、続けることはもちろん大事なのですが、一番大切なことは、家計簿を見返して問題を見つけて解決をしていくことです。家計に潜む無駄を減らし、自分の理想のライフプランの実現につながるような家計に変えていく、ということが大切です。手書きでもアプリでもエクセルでも、どれか一つに絞る必要はなく、それらを使い分けながら、家計簿の記録の継続及び見直しを行い、少しでも理想のライフプランや未来に近づけるようにしてもらえればと思います(実現できればベストです)。


以下のリンクは、先週の家計の見直しのコラムです。新年度の始まりに家計やライフプランを見直して、少しでも改善につながることがあればと思います。


次回も皆様のお役に立つ情報を発信していきます。


本コラムは、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。投資判断は投資家の皆さまの自己責任でお願い致します。


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